ロボットがある未来 前編 無労働社会からの続きです。
ロボットを反対する人たちの中には、人間の労働が必要との反論もあります。反論の理由としては主に2つあります。1つ目は、人間は労働しないとやりがいを失い、生きる力がでないこと。2つ目は、労働と言うよりも働くからこそ消費がされるという考え方です。労働と言うよりも消費が落ち込むことが問題だと言っています。
1つ目はそんなものなのかと思うだけで、やりたいことがいっぱいある私には反論する価値すらありません。前編で例にも出した家庭菜園がその象徴です。趣味になるだけです。労働しなくても人へ社会への貢献は出来るのですから何も問題無いと思います。
2つ目の反論としては、ロボットが消費してはどうかということです。ロボットが消費者になれるか考えてみました。徐々にステップを踏み考えることにします。
現在はどうか考えてみましょう。一大ブームを巻き起こしたたまごっち、本物の犬のペットのようなロボットのAIBOが考えられます。また、海外でも人気がある初音ミク、たまごっち同様にロボットと言うかバーチャルロボットです。
現在では、ロボットよりもバーチャルの方が多いですね。アメーバピグなどのアバターを入れるともうゲームとの境目がより無くなりそうですね。たまごっちもゲームとして発売されているので、実用面がなければゲームと言えるかもしれません。
実用面のロボットではルンバを真っ先に思いつきましたが、何をもってロボットかと言うと難しいところがあります。例えば、iPhoneは、ロボットではなくコンピュータとなるのでしょうか。ICが入っていない家電はないと思いますので、少なくともコンピュータは身近にあふれていることは確かです。
アメーバピグではアバター(自分の分身)のファッションに気を使ったり、バーチャル上で遊ぶことが出来ます。これはゲームで考えると違和感無く考えることが出来ます。プレイヤー(自分)が操作しているのですから、そこでお金を使っても文句は言わないでしょう。
次に、少し先の未来について考えてみます。バーチャルロボット、アバターなどのゲームの主人公が消費者になるかです。今はプレイヤーが操作しているのですが、自動的にアバターが消費するかです。これは、たまごっちなどの育成の携帯ゲームにも言えます。AIBOのようなペット型ロボットにも言えると思います。技術的にはなんの難しいことはないと思いますので、我々がどう考えるかがポイントとなりそうです。少し先の未来としたのは、もう少し技術が進歩してよりリアルになれば実現しそうだからと考えたためです。
次に、約10年から約30年後の未来です。
現在のルンバを考えたとき、プログラムされていて予測することが可能ですが、見方を考えれば勝手に掃除して勝手に充電しています。勝手にというとやなやつですが、自動と言えば賢いやつとなります。それが売りでもあるのですから。掃除する範囲は事前にある程度は把握出来、充電回数、時間も予測することが出来ますし、充電の電気代は掃除機を動かすより安いでしょう。
では、自立型のロボットが登場したらどうでしょうか。映画の「アイロボット」で出てくるようなお手伝いロボットです。命令をすれば、買い物をしてくれたり荷物を運んだりしてくれます。当然、ルンバのように充電が必要なら自動で行うでしょう。これはプログラム通り、それとも自分で判断してとかこのころには区別が出来ないような判断も可能でしょう。
現在とは違い、充電だけではなく交換が必要な場合や修理が必要な場合も自動的に行ってくれるでしょう。約10年と書いたのは、ロボットではなくルンバのような家電製品や車のようなものはロボットよりも先にまたは同時並行的に実現すると考えたためです。ロボットは約30年前後の話だと思って下さい。
この場合でもロボットは消費者と言えると思います。アイロボットで出て来るロボット製造工場(施設)が出現していると考えているためです。
次に、ロボットが労働を行い、充電や交換、修理だけではなく人間のように食べ物を食べたり映画館で鑑賞したりするなどです。働く場所が欲しかったり労働したかったりしたければ、いっそロボットが消費者になっている未来も悪くはないと思います。